
今日は6月から市場に出回る赤紫蘇についてご紹介していきます!
赤紫蘇の使い道としては梅干しが思い浮かびますよね♪
管理人も今年は梅干しを漬けてみました。
梅雨が明けたら3日間ほど太陽に当てて出来上がりなので梅雨が明けたらまた記事としてご紹介したいと思います。



で、梅干し程ハードルが高くなく、チャレンジできそうなのが紫蘇ジュースです。
発色がキレイだし、梅雨時期で疲れたカラダを元気にしてくれるし、夏には炭酸割りなんかでサッパリといただきたいです(*^^*)
そして、この紫蘇について調べてみたら、またまた素晴らしい効果ばかり!ざっとその効果を挙げると
・抗酸化作用
・抗炎症作用
・疲労回復
・食中毒や食あたりを防ぐ防腐剤としての効果
・胃腸の動きを促す効果
・抗アレルギー効果
などがありますので、紫蘇についての効果と日常への取り入れ方をご紹介したいと思います!
・赤紫蘇と青紫蘇の違いとそれぞれの取り入れ方がわかる
・赤紫蘇の持つロスマリン酸の最近の研究による効果がわかる
・赤紫蘇ジュースのつくり方がわかる
・赤紫蘇ジュースの飲み方がわかる
以上の効果が期待できます!
青紫蘇と赤紫蘇の違いと上手な取り入れ方
赤紫蘇と青紫蘇はおおむね同じような成分で構成されています。
両方に共通する効果として
・食中毒や食あたりを防ぐ防腐剤としての効果
・胃腸の動きを促す効果
・抗アレルギー効果
があります。
青紫蘇は年中スーパーでも出回りますが、旬は5-8月、正に今が旬です!赤紫蘇は用途がおおよそ決まっているので、出回る時期が6-7月と時期が限られていますね。
青紫蘇は栄養価が高く、天ぷらや刺身と一緒に食べたり、刻んで薬味にしたりと、食すことに重点が置かれています。より栄養素を取り入れたい場合は熱を加えるよりも生の方が良いそうなので、刻んでサラダや冷奴、パスタに使うと良いですね♪
赤紫蘇は薬効が高く、漢方薬にも使われます。独特の紫色で梅干しに色付けをしたり、紫蘇ジュースにしたりらっきょう漬けの色付けに使ったりされています。
それぞれの特徴を知ってうまく取り入れていきましょう。
赤紫蘇の紫色はポリフェノールの一種です!
植物の色の赤や青は、多くがポリフェノールです。そして、赤紫蘇の赤もポリフェノールの一種であるアントシアニンが含まれています。
青紫蘇よりも赤紫蘇の方がポリフェノールは多く含まれています。
ポリフェノール、抗酸化作用については、こちらの記事をご覧ください


また、ポリフェノールの一種、
ロスマリン酸
は抗酸化作用、抗炎症作用が知られていましたが、最近の研究で抗アレルギー作用があることがわかってきました。花粉症をはじめとするアレルギー性鼻炎に効果がみられているようです!これは花粉症でお悩みの方には耳よりな情報ですね♪
管理人もスギ花粉を持っていますが、周囲にはスギの季節だけでなく、イネ科やブタクサで反応が出るかたもチラホラいらっしゃるので、年中お鼻がムズムズしている方は、意識して取り入れてみると症状が緩和されるかもしれません。
…とはいえ、紫蘇がカラダに良いからってそんなに毎日は食べられないですよね...。
紫蘇は和風ハーブとも言われていますが、その他の西洋ハーブにもこのロスマリン酸は含まれているので、お料理やお茶にハーブを上手に使って日常に取り入れてみてくださいね!
・ローズマリー(管理人のベランダでも育てています♪)
・ミント
・スイートバジル
・タイム
など...、もちろん、青紫蘇にも含まれますよ!
(余談ですが、このロスマリン酸はロズマリン酸とも言われ、名前から推測される通り、ローズマリーから抽出されたそうです)
漢方薬としての赤紫蘇の効果と取り入れたら良い人
シソの漢字は【紫蘇】ですよね?
これは漢方薬として赤紫蘇が使われていたことと、その効果を表しています。
伝説としては、蟹を食べて食中毒になりかけた人に紫蘇を煎じて飲ませたところ生き返った(=蘇生)したことによるそうです。現在でも民間療法として、海老や蟹の甲殻類でアレルギー症状が出たときに紫蘇を食べるというのがあるそうです。
紫蘇は中国が原産と言われていますが、日本にも縄文時代には既にあり、平安時代には食されていたとても歴史が古い植物です。
漢方の効果としては、「温・辛」の特徴を持ち、「温」は緩やかにカラダを温め、新陳代謝を活発にする効果があり、「辛」には停滞しているものを動かす作用があるそうなので、これから夏の季節に冷房でカラダが冷えた人や冷えやすい人、胃がもたれたり食欲がない人は意識的にとりいれてみてくださいね♪
また、「理気」と言って、気の流れを改善する作用があるので、体の中に滞っている箇所があると感じる方にも良いでしょう。
それでは、紫蘇の素晴らしい点がわかったところで作り方を見ていきましょう!
赤紫蘇ジュースのつくり方
紫蘇:砂糖:酢=10:5~10:1
割合で表すと上記のような数字になります。
赤紫蘇は茎が付いたまま売られていることが多いので、実際に使う葉の部分だけの重さとして計算してみてください。
だいたい2Lの出来上がりには200~500gくらいの紫蘇が適量だと思います。
紫蘇が200gだとしたら、サッパリがお好きな方は砂糖100g、酢20g。甘めがお好きな方は砂糖200g、酢20gでOKです。実際に飲む際には5倍~に薄めて飲みますよー。
酢はりんご酢がオススメという記事をよく見ますが、管理人は普通のお酢を使いました。お酢臭さはなかったです。
手順1:紫蘇の葉を洗う→土に近いところで収穫しているので、しっかりと水洗いしましょう
手順2:鍋にお湯を沸かし(実際にジュースになるものなので、気になる方は浄水器を通したものやミネラルウォーターを使いましょう)、紫蘇の葉を入れ(一度に入りきらない場合は数回に分けて)3分ほど煮る
手順3:色が出たらキッチンペーパーを敷いたザルで濾し、液と葉に分ける
手順4:抽出した液だけ再び鍋に戻し(鍋も一旦洗ってくださいね)、砂糖を加え溶かし、最後にお酢を入れて火を止める。
手順5:粗熱が取れたら消毒した瓶などの保存容器に入れ、冷蔵庫で保管(1カ月ほど)
以上で出来上がりです!酢を入れると赤色寄りに発色するので面白いですよー。
結構大きなお鍋が必要です(管理人は2Lの紫蘇ジュースを作るのに300g入りの赤紫蘇を使いましたが、軽いのでかさばります)
酸性度が強いほど赤く、中性では紫色に近いので、クエン酸を入れるレシピはより赤よりに発色させる為ですね。
適当な保存容器がない場合には、紫蘇を煮る際に使う水が入っていたペットボトルだと丁度良いと思います。
赤紫蘇ジュースの飲み方
上記のレシピで作成した液は濃いので薄めて飲んでください。(5倍希釈~がオススメ!)
こちらは炭酸割。でもだいたいいつもはお湯割りで飲んでいます。
濃いめが好きな方は、氷だけ入れてロックで飲んでも良いかもしれません。
実際に自分でこうしてジュースを手作りすると、飲む時も感慨深いですよね。そして砂糖の量に驚く…。Σ(・□・;)今までジュースや缶コーヒーを毎日飲んでいた方は実際にジュースを手作りしてみるとショックを受けるかもしれません。
でも知らないより知っていた方が絶対良いので、是非つくってみてください!
紫蘇良い香りに癒されましょう~
まとめ
・赤紫蘇と青紫蘇の違いとそれぞれの取り入れ方がわかる
・赤紫蘇の持つロスマリン酸の最近の研究による効果がわかる
・赤紫蘇ジュースのつくり方がわかる
・赤紫蘇ジュースの飲み方がわかる
紫蘇についてたくさんの情報をインプットできました。なんでもそうなのですが、旬のものをいただくことが健康づくりに一番良いんだと感じます。是非旬な植物を取り入れて、旬なからだをキープしてくださいね(*^^*)
そして、紫蘇の扱い方が分かったら、次は梅干し(まだ間に合うかな??)にも使ってみてください。
食からあなたの未来が変わっていきますように…。
本日も最後までお読みいただき誠にありがとうございました!


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