
今日は旬の【らっきょう】のすごい効果をご紹介していきます!
5月~7月の間に出回るらっきょう。甘酢漬けはクセになる美味しさですよね!
主役というよりはわき役で、現代ではカレーの付け合わせくらいしか食べる機会がないかもしれませんが、調べてみたらスーパーフードと言っても良いくらいの素晴らしい効果がたくさんありました!
らっきょうの4つの大きな効果としては、
- 血液サラサラ(コレステロール値抑制)
- 感染症予防
- 疲労回復
- 便秘解消
があります。
また、漢方薬としても昔から用いられ、一日に適量を食べ続けることで、病気になりにくいカラダをつくることが出来ます。
・らっきょうのすごい効果についてわかる
・らっきょうの臭いの元、アリシンについてわかる
・らっきょうと共に食べると好ましいものがわかる
・らっきょうがどんな植物か分かる
以上の効果が期待できます!
血液サラサラ効果はあの独特の匂いだった
らっきょうって独特の臭いがしますよね?ネギみたいなにんにくみたいな…。
実は匂いの元はアリシンという物質。
ねぎ、にんにく、にらなどの香りの強いユリ科の植物に多く含まれます。
アリシンをは、血液が固まりやすくなるのを防ぎ、血栓がつくられないようにする効果があります。
具体的には、血中のコレステロールの増加を抑える効果があるんです。
コレステロールってよく聞きますし、血液検査の結果に数値として出るものですから
何となくのイメージは持っていますが、ちょっとここで簡単に説明しますね!
コレステロールとは??
コレステロールは生体膜の抗生物質(脂質)である他、生命活動に必要な物質で
血液に乗って運ばれ、カラダのあちこちに分布しています。
健康診断でも善玉(HDL)と悪玉(LDL)という数値が出ますよね??
どういう基準で善と悪を区別するかをざっくり説明すると、
善玉コレステロールは全身の血管にこびりついている余分なコレステロールを
お掃除する役割があります。(お掃除役)
逆に、悪玉コレステロールは余分なコレステロールを
全身の血液や血管に置いてきてしまうのです。(汚し役)
コレステロールが多くなると血栓ができて血液が詰まりやすくなり、全身の血流が悪くなります。
これが動脈硬化という病気の原因になるので、
コレステロールを気にする方が多いのです。
川の水もそうですが、流れが滞るとよどんでしまいます。
あなたの体の中の川=血液を清く保つためにも、
コレステロールの上昇を抑えてくれるアリシンは
とてもありがたい現代人に必要な物質なのです!
感染症予防
薬味に使われる植物は昔から強い殺菌作用があります。(わさび、ねぎ、しょうがなど)
食中毒を起こさないために、主役ではなく、わき役として大切な役割を果たしてきました。
アリシンの殺菌作用はサルモネラ菌、チフス菌、コレラ菌、ぶどう球菌を抑える効果があると実際に確認されています。
こんなことを聞くと、もしやコロナにも…と思ってしまいますよね(わたしだけ??)
コロナの予防に効くかどうかは分かりませんが、昔は風邪の予防としても用いられていたそうなので、病気になりにくくするという意味では、毎日の食事で少しずつ摂取していきたいですね!
ただ、注意したい点は強すぎる殺菌作用によって胃の粘膜を傷つける可能性があるということ。
摂取のしすぎはよくありません。らっきょうは大振りのもので1日3粒、小振りのもので10粒までが適量と言われています。
疲労回復
現代人は何かと疲れやすいですよね…。慢性的な寝不足、過労、ストレス…。
よくビタミンB1を摂取すると疲労回復に効果があると言いますが、
体の中に長く滞在できないというのが難点なんです…。
その難点を解消してくれるのがらっきょうに含まれるアリシン!
ビタミンB1とアリシンを一緒に摂取するとお互いが結びつき、より体内に長くとどまることが確認されています。
ビタミンB1が多く含まれる食品として知られているのは、豚肉、うなぎ、大豆、玄米ですので、そうした食品と共に摂取してみてくださいね(*^^*)
便秘解消
らっきょうには便秘解消効果が期待できます。
食物繊維が非常に豊富で、同じグラム数で比較すると、ごぼうの3倍以上含まれています。
食物繊維には水溶性食物繊維と不溶性食物繊維という2種があり、
多くの野菜が不溶性食物繊維であるのに対し、らっきょうに含まれるのは水溶性です。
水溶性食物繊維の特徴は、便を柔らかくすることで排便を促し、
不溶性食物繊維の特徴は、便のかさを増やすことで排便を促します。
どちらかに偏るのではなく、両方をバランスよく取っていきましょう♪
らっきょうの産地と島らっきょうとの違い
日本でらっきょうの産地とされているのは、鹿児島県、島根県、宮崎県です。
鹿児島の吹上砂丘、鳥取の鳥取砂丘など水はけのよい土地で栽培されます。
こちらの旬は5月~7月ですが、沖縄県で栽培される島らっきょうは2月~4月頃となり、
生のままカツオ節、醤油をかけて食べるのが一般的です。
らっきょう漬のレシピ4選
管理人もらっきょうを4つの方法で漬けてみましたので、是非参考にしてみてください。
漬けてから1週間以内に食べられるものばかりで思ったよりも時間がかからず、夏に食べられますよ(*^^*)
まとめ
いかがでしたか?
・らっきょうのすごい効果についてわかる
・らっきょうの臭いの元、アリシンについてわかる
・らっきょうと共に食べると好ましいものがわかる
・らっきょうがどんな植物か分かる
以上の知識が身につきました!
カレーの付け合わせだけでは勿体ない!是非スーパーフードと言っても良いくらいの効果を備えたらっきょうを取り入れてみてくださいね♪
食を通じてあなたが健康で元気に過ごし、幸せになりますように…。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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