
今日は、「一日三食って本当に必要?」について綴ります。
管理人は現在、一日二食程度の生活を一年以上続けています。
程度というのは、一日三食食べることもあれば一日一食の時もあるからです。
決まった時間に食べるというよりは、「お腹が空いたら食べる」というスタイルに切り替えています。
特に不便という訳ではなく、食事にかける時間が減って、一食をより丁寧に食べられるようになりました。
今回の記事は、一日二食が絶対に良いからみんなもそうした方が良いよ!というよりは、
こんな風な考え方もあるよ~。という緩い感じで、興味あるなぁって人に受け取って貰えたら嬉しいです。
それぞれの生活環境も一日の消費カロリーも違いますから、世間一般の常識ではなく、自分に合ったものがみつかったら良いなと思っています。
・一日三食のはじまりがわかる
・食に対して今までと違った視点が持てる
・ファスティング経験者の体験談が聞ける
・食生活を見直すきっかけとなる
以上の効果が期待できます!
もくじ
一日三食は幼稚園、小学校、各家庭で刷り込まれた
小さい頃からずっと、
「一日三食バランス良く!」
「朝食は必ず摂りましょう」
このふたつは小さい頃から誰もが耳だこになるくらい言われてきた言葉だと思います。
今でも子供が学校からもらってくる”ほけんだより”なんかには必ず書かれています。
わたしも以前まではその言葉を信じて疑う事がなかったし、三食きっちり食べることがカラダにも良いと思っていましたし、特に朝食は食べるべきだと思っていました。
けれど、少し前に
「食べたくなったら食べる、時間は決めていない」
という方に出会って、変わり者だと思ったし、よくそれで生きていけると思いましたが、
「そんな考え方もあるんだ!それで生きている人もいるんだ」と衝撃を受けたのです。
確かに、芸能人でも一日一食の人って結構いますよね??
・GACKTさん
・ビートたけしさん
・タモリさん
・京本政樹さん
・未唯さん(ピンクレディー)
みなさん一日一食でも活動的で健康的だと思います。ということは…【一日三食は万人に共通】という訳ではないのかなと思います。
ファスティングで見える世界が変わった
それから少し時間が経過して、昨年の4月に人生ではじめて断食を行う機会がありました。
所属しているオンラインサロンで皆でファスティングをしよう!という企画があったので、せっかくだからチャレンジしてみたんですね。
ファスティングなんてやったことないし、酵素ジュースとかも知らない状態だったのですが、各自自己責任で行うようにして、
・水分は水のみ
・スムージーはOK
・豆乳はOK
など、それぞれで範囲を決めて1週間行いました。
最初の二日で段階的に食事量を減らしていき、中三日は飲み物のみ、後二日は回復期間
ということでチャレンジしたのですが、実際に行ってみた感想は
「まだまだいけそう」
でした。
わたしは中三日は水のみにして、レモンや塩をお水と一緒に摂っていたのですが、その間、今まで思いもしなかったものの味を感じたのです。
・リップクリームの味
・歯磨き粉の味
お塩があるだけで水の飲みやすさが変わりましたし、お塩を舐めるだけで力が湧き出ました。レモンも同様です。
当然と言えば当然でしたが、味覚が研ぎ澄まされた状態だと、普段感じられない繊細な味が分かるようになったんです。
そのとき、自分に対してこうも思いました。
「わたし、今まで全然味がわかっていなかったんだ」
と…。
ファスティングを終えて
ファスティングを経験したことで、
「一日三食を食べなければいけない」
という呪縛から逃れられました。
狩猟時代だと、獲物が摂れないと食べられないし、稲作が始まってからも、天災が起きれば食べられません。(すぐに人類の歴史に遡る癖…笑)
今は食に溢れた時代だけれど、選べるほど食糧があっても、
本当にカラダが欲しているものを実はきちんと選べていなかったかもしれない
と強く感じたんです。
それから食事はしっかりと味わって食べるようになり、目で見て食べたいと思うものよりも、カラダが本当に欲しがっているものを優先させるようになりました。
自分のカラダの声というか、ココロの声を聞くことができるようになったと表現しても良いかもしれません。
自然と食べたい時に食べるようになり(もちろん、誰かとの食事の際には合わせますが)今はお腹が空いたら食べるスタイルをとっています(*^^*)「一日三食」から解放されて今はとても楽になりました。
日本の一日三食はいつからはじまった?
さて、日本で一日三食が始まったのは江戸時代、1700年前後の頃だそうです。ガスの普及はまだまだ先ですが、江戸時代に油の革命が起こったそうです。なたね油が安価で市場に出回るようになってから夜に灯りをとれるようになり、人々が起きている時間が増え、それに伴い食事も三回になったようです。
また、屋台という外食産業が増え、気軽に食事が摂れるようになったという理由もあるようです。
そう考えると、一日三食になってからまだ300年くらいなんですね。人の歴史からみると一日三食の方が新しいですが、わたしのイメージでは昭和初期くらいだったので、思ったよりも長いんだなと感じました。
わたしたちが当たり前に思っていても当然です。
本当の空腹を知らない現代人
「お腹空いた」はよく口にする言葉だと思いますが、本当の意味でお腹が空いた状態というのは殆どの人が経験していないんだと思います。
一日三食を否定している訳ではないですが、もっと皆が食について考えて感謝しながらいただけば、一回の食事から得られるエネルギーもグッと上がると思うし、食べ物を大切に出来ると思うんです。
自分がカラダに取り入れるものにも関心を持って、添加物なんかも減らして行けると思うんです。
2019年10月12日の関東直撃台風の時にスーパーに行ったら、お菓子とお酒がいっぱい残っていました。
それを見た時、
本当に必要なものってそんなに多くないんだ
と感じたんです。
美味しいものが溢れる程ありますが、どれが必要でどれが必要でないのか?
しっかりと自分の基準を持って選べる人が増えたらいいな
自分で自分のカラダを守れる人が増えたらな
そんな風に感じています。
一日一食でも二食でも三食でも、それぞれのライフスタイルでそれは自由であって、最も大切なことは、そのことを
自分で選んで実践している
ことだと思います。
まとめ
いかがでしたか?
・一日三食のはじまりがわかる
・食に対して今までと違った視点が持てる
・ファスティング経験者の体験談が聞ける
・食生活を見直すきっかけとなる
以上について少し考えてみる時間が取れたと思います。
「食」という当たり前の事に対して、ちょっと違った角度から覗いて貰えたら幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました!
食べることを通じて幸せを感じられる人が、ココロやカラダの声をきくことが出来る人が増えますように。
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