
そろそろ全国的に梅雨明けしていく時期ですね!これから太陽が元気な季節なので、その日差しを最大限に使った干し野菜を自宅でつくる方法をご紹介します






ついつい食材を買いすぎてしまう方には、
・干すということで食材を無駄にせず、保存期間を延ばせる
・常温保存ができるので冷凍庫を圧迫することはない
ですし、
効率的に調理したい方には、
・家を出る前や前日に混ぜておくだけで下準備が出来る
・汁物には干した野菜を入れるだけで出汁が出る
・戻した場合にも冷蔵庫で3~7日保存できるので作り置きにもなる
と、良いことばかりです。
こんなにメリットばかりの干し野菜。具体的にどうやってつくるのか?
どんな効果があるのか?を知りたい方は以下を読み進めてくださいね!
・干し野菜のつくり方がわかる
・干し野菜の調理の方法がわかる
・干し野菜にするメリットがわかる
・干すことによって時間をうまく融通できるようになる
以上の効果が期待できます!では、さっそく作り方から見ていきましょう♪
もくじ
干し野菜のつくり方
それでは干し野菜をつくるのに必要な材料と作り方をご紹介します。
準備するもの
必要な道具:ザルや干し野菜用ネットなど
2段~3段で吊るせるタイプは同時に数種類の野菜を干すことが出来て
便利ですよ(*^^*)
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つくりかた~カットの方法~
野菜を水洗いし、しっかりと水気をとって適当な大きさに切る。
2~3日干してしっかり乾燥させると1/4~1/2サイズになるので
大き目に切るのがオススメ。
以下に0日目と2日目の写真を載せておきます。
どの程度縮むのか…?参考にしてくださいね(*^^*)
皮はついたままカットすることで、食品をより有効に使えます。
千切りにすると早く乾燥します。
半月切りや短冊切りなど、色々な切り方をしておくことで、料理の用途に合わせて使えます。
干す時間と日数
カットした後は重ならないようにザルやネットに並べ、5~6時間干しましょう。
日が当たらない時間帯は家の中に入れましょう。
セミドライ(半干し)は保存の見極めが難しいので、
最初は2~3日干してしっかり乾燥させましょう。
初心者にオススメの野菜
大根
人参
かぼちゃ
しいたけ
※アクのある野菜(レンコン・ごぼう)は干すと色が黒くなりますので、
干す前に10分程酢水に浸け、しっかりと水気を切ることで黒ずみを抑えられます。
保存方法
空き瓶やジッパー付袋に入れ、乾燥材と共に保管しましょう。
しっかりと乾燥させることで保存期間が延びますが、~半年でなるべく使い切るようにしてください。
干し野菜調理法オススメ3選
干した野菜をどのように使うか…?
切り干し大根だといつもと同じになってしまうので、
いつもとはちょっと異なった使い方をご紹介しますね!
オススメ1:スープや味噌汁にそのまま入れる
最も使用頻度が高い方法です。予めカットしてあるので、その他の具材と共に入れるだけで簡単ですし、旨味もスープに溶け込みます。
一番最初に試してもらいたい調理法です
オススメ2:ピクルスや甘酢漬け
わたしが知り合いから最初に教えて貰ったレシピです。ちょっと味が濃いので砂糖や醤油の量を調整すると良いと思います。
歯ごたえがあり、ご飯にとても合うので常備菜としてオススメです!
・醤油200g
・砂糖150g
・酢 100g
1.上記の3つを鍋に入れ完全に砂糖を溶かし、保存容器に移す。
2.唐辛子(輪切りでも、そのままなら2本程度)を加え、干した大根をひたひたになるまで加える
3.全体に液がまわるようにし、冷蔵庫で保管(半日後くらいから食べられます!)
干し野菜のメリット3選
さて、最後になりますが、ご紹介してきた干し野菜について、
食べる時に知っておくと嬉しいメリットをご紹介していきますね♪
食べ物を調理するときにカットするという手間も同じですし、
干すことによって素材自体の栄養価が高まります。
しかも水分を飛ばすことで保存性も良くなり、
調理時間を短縮することも出来るんですよ。
メリット1:栄養価が高まり旨味が凝縮される
太陽の光を当てることで、その野菜が持つ旨味が凝縮されます。
食物繊維やカルシウムが十倍以上になるそうですよ!
同じ食べるでも、干したものを使うことで
よりカラダに良いものを効率的に摂取できますね。
メリット2:保存性が高まる
水分が含まれているからこそ旬の野菜は瑞々しいですが、
保存性と言う意味では期間が短くなってしまいます。
冷蔵庫で野菜をダメにしてしまう方には、
一度お日さまに当てることで水分が抜け、
保存期間が一気に長くなることは食材を無駄にしない方法の一つと言えるでしょう。
完全に水を飛ばして乾燥材と共に保存すれば
~1年持つものもあります。
栄養価が高い旬の時期に干し野菜を作っておけば
本来季節ではないときにも使うことが出来てとても便利です!
メリット3:まるで別の食材のように!料理と味のバリエーションが増える
切り干し大根を想像していただけると分かると思いますが、
野菜を干すことで食感が変わり、まるで別の野菜になります。
水戻しして調理するのは手間な気がしますが、
味噌汁に1品入れるだけで出汁だけとはまた違った味の拡がりが楽しめたり、
煮物にすると独特の歯ごたえで食べるの際の新しい発見になりますよ!
戻す時に水を使わず、ヨーグルトで戻すと更に栄養価アップなんだとか!
干し野菜×ヨーグルトはまた別記事でご紹介しようと思います
まとめ
いかがでしたか?
この記事を最後まで読んだあなたは、
・干し野菜のつくり方がわかる
・干し野菜の調理の方法がわかる
・干し野菜にするメリットがわかる
・干すことによって時間をうまく融通できるようになる
この記事を読む前より干し野菜について詳しくなれましたね♪
干すタイミングはお天気とも関係しますが、
数日先のお天気を気にしながら過ごすのも慣れると楽しくなってきて
お日さまにも雨にもあらためて感謝出来るようになるから不思議です。
今回ご紹介した干して保存性を高めるというのは野菜に限らす、
昔から日本人が行ってきたことで干物や漬物もそうですよね。
そのうち野菜だけではなく、ドライフルーツもつくってみたいですよね(*^^*)
それでは、本日も最後までお読みいただき本当にありがとうございました。
食べることであなたの人生がより豊かに幸せになり、
カラダの隅々まで元気になりますように!
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