
今日は紫外線が気になるこれからの季節にピッタリな
抗酸化力が強い【ポリフェノール】について詳しく解説するよ!
ポリフェノールをはじめ、「カラダに良い」とうたわれる物質はたくさんありますよね。
例えば緑茶に含まれるカテキン
大豆に含まれるイソフラボン
ブルーベリーに含まれるアントシアニンなど…
実は、これら全てポリフェノールなんですよ(*^^*)
ポリフェノールの中でも特に注目したい効果が抗酸化作用です。
人間のカラダには活性酸素があり、活性酸素の酸化・殺菌作用はとっても大切なものなのですが、増えすぎると正常な細胞まで傷つけてしまうんです。
だから、
活性酸素=悪
みたいなイメージがついているのですが、実は活性酸素自体が悪い訳ではありません。増えすぎると良くないというだけなんです。
そして、増えすぎた活性酸素を元に戻してくれる作用を「抗酸化」と言い、巷では、
抗酸化物質=善
みたいになっているんですね(笑)。でもやっぱり「抗酸化」について興味ありますよね?だって…
これから日差しが強くなると気になってくる
紫外線
に効果抜群で、
老化予防・アンチエイジング
を促進してくれるんですもん。
管理人もそうなのですが、
・紫外線が気になる
・シミを減らしたい
・いつまでも若々しくありたい
・老化を少しでも遅らせたい
という方は是非最後まで読み進めてくださいね(*^^*)
・ポリフェノールについてわかる
・代表的なポリフェノールがわかる
・活性酸素と抗酸化物質についてわかる
・紫外線のダメージを軽減する方法がわかる
・アンチエイジングに効果的な食品がわかる
・ポリフェノールを飲料や食品として日常に取り入れる方法がわかる
以上の効果が期待できます!
もくじ
ポリフェノールってどんな物質?
活性酸素、抗酸化について軽く触れましたが、まずはポリフェノールについて理解を深めていきましょう!
名前について
名前の冒頭についている【ポリ】というのは、
『たくさんの』
という意味。化学で使われる場合は【重合体】という意味なので、鎖状や網状の構造になっています。
とにかく、
同じ形状のものがたーーーーくさん連なっているって思ってください。
ポリエステル…大量のエステル
ポリエチレン…エチレンだらけ
ポリウレタン…ウレタンうじゃうじゃ
ポリフェノール…ふんだんなフェノール
みたいに覚えて頂くと、もう、【ポリ】の意味は忘れることがないでしょう(^_-)-☆
自然界に存在するポリフェノール
実はポリフェノールの種類は8000種類以上と言われています。
メチャメチャ多いですよね!
そして、よく耳にするカテキン・イソフラボン・フラボノイド・アントシアニンなどは全部ポリフェノールの一種なんですね。
ポリフェノールを摂取しよう!と思って赤ワインをガンガン飲む必要はなく、コーヒー、お茶、大豆製品、植物の多くに含まれていますから安心してください(*^^*)
「これ、ポリフェノールだったの?」
という意外なものは、
・緑茶に多く含まれるカテキン
・ブルーベリーに多く含まれるアントシアニン
・大豆に含まれるイソフラボン
・蕎麦に含まれるルチン
・ショウガに含まれるショウガオール
などが挙げられます。
ポリフェノールの効果
ポリフェノールの代表的な効果として、活性酸素を抑える抗酸化作用があります。
活性酸素は非常に酸化力が強く、酸化によって金属が錆びるように、ここでは細胞が錆びてしまう=老化と理解してください。
現代人の生活には、活性酸素が増える要因が沢山あります。代表的なものだと、
1.喫煙
2.紫外線
3.アルコール摂取
4.ストレス
5.食品添加物
6.睡眠不足
7. 大気汚染
8. 電磁波
が挙げられます。
喫煙、アルコール、食品添加物などは気を付ければ摂取を控えることができますが、紫外線や大気汚染からのダメージは知らずしらずのうちに受けてしまっています。
現代人はどうしても錆びやすい環境にいるんですね。
そんな錆びてしまったカラダを少しでも労わるために、【食】を通じて内側からケア(=抗酸化)していきましょう!
ポリフェノールの3大特徴と効果的に取り入れる方法
ポリフェノールの特徴として、(1)貯蔵できない、持続効果が3~4時間というのが挙げられます。
ですので、毎日持続的に摂取し、出来れば分散して取り入れるのが体内にポリフェノールを多く滞在させるコツとなります。
また、(2)色が濃い植物の皮や種皮に特に多く含まれるので、皮ごと使ったお料理を取り入れることもご提案したいです!普段野菜の皮は剥いている方も、きんぴらや酢の物など味付けがしっかりしているものは皮ごと調理して少しずつ取り入れていきたいですね(*^^*)
ポリフェノールの3つめの特徴として、(3)熱に強いです。ということは、加熱してもその食品に含まれているということ!生で食すことが多い果物でも、加熱すると皮まで食べられますよね。例えば...加熱調理したジャム、マーマレード、焼きりんごは皮ごと調理がオススメです!
飲み物から摂取するポリフェノール
ポリフェノールが多い飲み物と言えば赤ワインが思い浮かびますが、赤ワインの次に多いのがコーヒーです。
ポリフェノールは1日に1000㎎~1500㎎の摂取が適量とされ、コーヒー3杯(1杯150ml)で、900㎎のポリフェノールが摂取できるので、コーヒーを毎食飲む方は、その他の食品を合わせて1日の適量は摂取できているでしょう。
コーヒーが苦手な方でも、緑茶や紅茶に含まれるカテキン、ココアに含まれるポリフェノールで摂取すると良いですね!
紅茶のポリフェノール含有量は100ml中40~200mg、ココアのポリフェノール含有量は森永製菓や明治製菓が競争しており、現在1杯で300㎎以上摂れる商品もあるみたいですよ。気になった方は調べてみてくださいね。
食べ物から摂取するポリフェノール
ポリフェノールを見分けるコツ
ポリフェノールを多く含む食品の判断は、
【色の濃さ】
を判断基準にすると良いです。
・ブルーベリー
・ぶどう
・紫芋
・黒豆
・ナス
・紫蘇
・紫キャベツ
結構分かりやすいですよね(*^^*)
摂取量を増やすコツ
ぶどうは皮ごと食べられるものを選び、紫蘇を薬味として取り入れる、紫キャベツで彩を添えるなど意識すると、食卓も充実していきそうです。
また、豆類を取り入れるのも有効です。日本人は昔はもっと豆を食べていたように思うのですが、管理人が育ったころ、我が家ではあまり豆料理は出てきませんでした。黒豆をはじめ、金時豆、小豆を料理に取り入れるのも良いですし、スイーツを洋風のものから和風にするだけでグッと豆の摂取量が増えますね♪
だんだん年齢を重ねてくると和菓子の美しさに惹かれてしまいます。季節感を写し取ったひとつの作品だなぁと感じます^^
どうしてアンチエイジングにつながるの?
ポリフェノールを摂取するとアンチエイジングや若返り効果があると言われますが、それはどうしてでしょう?
【フレンチパラドックス】
という造語があります。1990年代に拡がった言葉で、フランス人は
・喫煙率が高い
・肉やチーズを良く食べる
・飲酒量が多い
という特徴があるのに、心臓疾患による死亡率が少ないことを表した言葉です。
その疑問の答えが、「赤ワインの摂取量にあるのでは?」ということからポリフェノールの抗酸化作用が注目されました。
ポリフェノールの力によって、動脈硬化を防ぎ、全身に張り巡らされた血管が健康に保たれているんです。
動脈硬化によって血管が老化し、硬くなってしまうと全身の流れが悪くなり、多くの病気の原因となります。
ポリフェノールは抗酸化作用によって動脈硬化を防ぎ、血管を若く保つことからアンチエイジングに効果的と言われます。
紫外線からのダメージに対する抗酸化
紫外線を浴びると、皮膚の細胞内に大量の活性酸素が発生します。すると、活性酸素の強力な酸化作用によって、肌の弾力やハリを保っているコラーゲンやエラスチンが傷つけられてしまい、シワやたるみの原因となるのです。
また、シミの原因となるメラニンは活性酸素が多くなることにより生成されやすくなります。
紫外線によって増えてしまった活性酸素を減らすためには抗酸化作用が効果的です。活性酸素の増えすぎを防ぐことで、活性酸素が行う【健康的な細胞まで傷つけてしまう】を防ぐことで、シワ・たるみ・シミの原因を減らすことになります。
以上の仕組みから、ポリフェノールは有用なのです。
紫外線は晴れの日だけでなく、曇りの日にも降り注いでいます。日傘や帽子で紫外線を防ぐのに加え、ポリフェノールを意識してカラダに取り入れることにより、紫外線からのダメージを意識的に防いでいきましょう!
まとめ
いかがでしたか?
・ポリフェノールについてわかる
・代表的なポリフェノールがわかる
・活性酸素と抗酸化物質についてわかる
・紫外線のダメージを軽減する方法がわかる
・アンチエイジングに効果的な食品がわかる
・ポリフェノールを飲料や食品として日常に取り入れる方法がわかる
上記について詳しくなれたのではないでしょうか?
ポリフェノールは8000種類以上!たくさんの種類があるので、あなたの食生活にあった方法で上手に取り入れ、健康的なココロとカラダを維持していきましょうね!
本日も最後までお読みいただきありがとうございます(*^^*)
食習慣を通じてあなたの人生が明るく、軽く、温かく光り輝きますように!
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