
アイスボックスクッキーによく使用されるこの模様、
日本の伝統的な模様で”市松模様(いちまつもよう)”
と言います。
この配色、どうやっているんだろう…?
最初に見た方は誰しもそう思うと思うんです。
わたしもそうでした!
けれど、案外シンプルな方法で作っているんですよ。
・2色を使ったパンのつくり方がわかる
・2色パンをつくるポイントが分かる
・市松模様について理解が深まる
・色の出し方について知識が増える
以上の効果が期待できます。
もくじ
市松模様のパンレシピ
ドライイースト 1.5g
砂糖(お好みのもの)
大さじ2/3
仕込み水 75~80cc
【ボウルB】 強力粉 60g
塩麹 小さじ1(塩で代用の場合は小さじ1/4)
無塩バター 12.5g
【ココア生地】 【ボウルA】 強力粉 60g
ココア(無糖) 5g
ドライイースト 1.5g
砂糖(お好みのもの)
大さじ2/3
仕込み水 75~80cc
【ボウルB】 強力粉 60g
塩麹 小さじ1(塩で代用の場合は小さじ1/4)
無塩バター 12.5g
※今回はいちごソースを使ってみましたが、 ピンクがうまく出なかったので、 レシピはプレーンとココア合わせて一斤分で 掲載しています。※今回は無塩バターがなかったので発酵バターを使用しました
一次発酵(最初に捏ねた生地)…常温50分
後から捏ねた生地…オーブン発酵モード 30分
ベンチタイム 10分
2次発酵…常温30分
電気オーブン 180℃ 25min
砂糖はご自宅にあるもので大丈夫です。白い砂糖にするとプレーン生地が白くなり、ココアとのコントラストがよりくっきりします。
つくり方動画はこちら
市松模様パンの成形とキレイに仕上げるポイント
発酵ポイント
今回は2種類の生地を別々に捏ねているため、
捏ね時間にタイムラグが発生し、
発酵を同じくらいにするというのがポイントです。
最初に捏ねた生地を常温発酵させ、
後から捏ねた生地をオーブンの発酵機能を使って
追いつかせています。
別の方法としては、
プレーンとココアでしたら、
捏ね上がり手前に2分割して
片方にココアを練りこむという方法もあります。
成形ポイント
成形のポイントは、型に入れるときに壁面にくっつけることです。
2次発酵でも生地が膨らむことを
考慮したポイントとなります。
市松模様に込められた意味とは?
さて、このパンの模様は冒頭でも紹介した通り
【市松模様】と言います。
オリンピックのエンブレムにも採用されているので
皆さん目にしたことがあるでしょう。
鬼滅の刃では竈家の皆が着ていますよね(*^^*)
元は石畳という名前だったのが、
市松さんという歌舞伎役者がこの模様の袴を着用したことから
”市松模様”と呼ばれるようになりました。
この模様は途切れなく続くことから
【繁栄、発展拡大】の縁起が込められているんですよ!
色についての考察。いちごソースを使ってみたけれど…
先日デザートのトッピングで作ったいちごソースがあったので
本当はピンクとココアの2色にしたかったのですが、
仕上がりはプレーンとほぼ変わりありませんでした。
ピンクを出したい時には、
液状のものではなく、粉になっている
いちごのフリーズドライを使うと
うまくいくと思います(また試してみますね!)




オススメの食べ方
やはり見た目が可愛いので、パーティーなどにお出ししたり、
自分が招待された場合にお土産として持っていくと
喜ばれると思います。
今回は、フルーツサンドにしてみました!
今、お花のサンドイッチを娘と練習しています(*^^*)
まとめ
いかがでしたか?
・2色を使ったパンのつくり方がわかる
・2色パンをつくるポイントが分かる
・市松模様について理解が深まる
・色の出し方について知識が増える
上記のことについて詳しくなれたのではないかな?と思います。
食べることを楽しむのは、より人生を豊かにしますよね。
そして、手作りはそれを食べる方にとっての最高のプレゼントとなります。
ご自身に、そして周囲の方にたくさんの幸せを届けられたら嬉しいですね♪
発酵を通じて、パンづくりを通じてあなたの人生がよりより明るく楽しくなりますよう!
共に周囲に光を届けられる発光美人を目指していきましょう♪
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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