こんにちは!若返りの食習慣をお伝えする管理人の玄米です(*^^*)
今日はヨーグルトの食べ方についてお伝えしていきますね♪
「ヨーグルトの食べ方って…?」
と思われた方もいらっしゃるかと思いますが、今日ご紹介するのは【ホットヨーグルト】
先日初めて発酵フードメーカー(ヨーグルトメーカー)でヨーグルトを作った時に思ったんです。
「温かいヨーグルトもなかなかいける!」
そして、調べてみたら「ホットヨーグルト」の方が、冷たいヨーグルトよりもカラダに良い!という情報が結構あったんですよね。以前にテレビでも紹介されたみたいで、知っている方は既にご存知かもしれませんが、あらためて詳しくみていきたいと思います。
考えてみたら、ヨーグルトを作るときの設定温度は42℃。
つまり、乳酸菌が最も有効に働く温度ということです。
けれど、わたしたちが普段食べる時って冷蔵庫から出して冷たい状態じゃないですか。
人間もそうですが、冷たい状態よりも温かい状態の方が効率よく働けますよね!
・ホットヨーグルトの温め方がわかる
・ホットヨーグルトのレシピがわかる
以上の効果が期待できます。
もくじ
温めることでどんな効果があるの?
カルシウムの吸収率が上がる
実は、カルシウムは吸収率が低い食品なんです。最も吸収率の良い乳製品でさえ40%、小魚は33%、大豆製品・野菜は19%と言われています。
このカルシウムの吸収率を高めるために、ヨーグルトを温めると良いんです。ヨーグルトが冷たいまま腸に届くと、腸の温度を下げてしまい、活動を弱めてしまいます。(一説には1℃温度が下がると元の温度に戻るのに6時間かかるそうです)
逆に、体温と同じくらいの温度で腸に届けば、それだけ吸収も高まります。ヨーグルトを作るときの設定温度は42℃なので、40℃前後の温度の時に乳酸菌も最も有効に働くのです。
冷たいヨーグルトを食べるより、温かいヨーグルトを食べてカルシウム吸収率を高めましょう!
カルシウムを摂取する効果
日本人に推奨されているカルシウムの摂取量は600mlg/日とされています。
さて、ここで質問です。
「カルシウムはカラダのどこに蓄積されているでしょう…?」
…答えは骨です。カルシウム全体量の99%が骨と歯に蓄積されています。また、残り1%が血液中のカルシウムとして、濃度も一定の範囲で保たれているのですが、血液中のカルシウムが不足すると、カラダが異常を察知し、副甲状腺ホルモンというホルモンを出して、骨からカルシウムを溶かしだすという働きをします。
管理人は、最初にこのメカニズムを知った時に、
「よく出来ているな」というより、「怖い」と思ってしまいました。
カルシウムが不足すると、骨から借りてくる→骨が弱くなるではないですか!
例えば、ダイエットの為に食事制限をしてカルシウムが少なくなったら…カラダの柱である骨が弱ってしまい本末転倒ですよね。
ですので、ダイエットをしている方にはカルシウムに気を付けていただきたいですし、食習慣の中にヨーグルトがあるとしたら、効率良く温めることをオススメ致します。
血液中のカルシウム濃度は、比較的狭い範囲(8.5〜10.4 mg/dL)に保たれており、濃度が低下すると、副甲状腺ホルモンの分泌が増加し、主に骨からカルシウムが溶け出し、元の濃度に戻る。したがって、副甲状腺ホルモンが高い状態が続くと、骨からのカルシウムの溶出が大きくなり、骨の粗鬆化を引き起こすこととなる。骨は、吸収(骨からのカルシウムなどの溶出)と形成(骨へのカルシウムなどの沈着)を常に繰り返しており、成長期には骨形成が骨吸収を上回り、骨量は増加する。カルシウムの欠乏により、骨粗鬆症、高血圧、動脈硬化などを招くことがある。カルシウムの過剰摂取によって、高カルシウム血症、高カルシウム尿症、軟組織の石灰化、泌尿器系
結石、前立腺がん、鉄や亜鉛の吸収障害、便秘などが生じる可能性がある。
乳酸菌がよく働く
先程から何回もお伝えしていますが、乳酸菌が活発に働く温度は40℃です。
100gのヨーグルトには100億個以上の乳酸菌が含まれると考えられているので、温度の違いは乳酸菌の働きを大きく左右しますね。
ちなみに乳酸菌とは糖類を食べて乳酸を出す菌のことで、乳酸の働きにより、悪玉菌の働きが抑制され、腸内フローラが整います。結果、便秘や下痢の解消、肌がキレイになる、花粉症などのアレルギー抑制作用などに効果がみられます。
ヨーグルトの温め方
では、実際にヨーグルトの温め方についてみていきましょう。ホットヨーグルトとは言え、熱々ではなく、40℃くらいに温めるのが良いそうです。乳酸菌が死滅しない為と言われていますが、2つの温め方を比較してみましょう。
パターン(1)レンジで温める
一番簡単な方法は、レンジで温めることです。500~600Wで40秒~1分。
すごく簡単ですよね(*^^*)
パターン(2)湯煎
レンジで温める方法はとっても簡単なのですが、マイクロ波で乳酸菌が死んでしまうことが考えられます。レンジで温めたら乳酸菌が死滅して効果も何もない!と主張していらっしゃる方もいます。
その場合は、ヨーグルトを湯煎しましょう。鍋にお湯を張って、耐熱の容器に入れて少しずつ温めて40℃くらいにしてください。
ちなみに、電子レンジで食品が温まるしくみをごくごく簡単に説明すると、食品中の水同士が擦れ合った摩擦によって熱が起き、その熱で食品が温まります。わたしたち人間も手と手をすり合わせるとあたたかくなりますよね。
電子レンジの中では、オレンジ色の光によって+と-が頻繁に入れ替わることが起きており、食品中の水分が+に引っ張られたり-に引っ張られたりする移動が起きて摩擦となります。その過程で栄養成分が失われてしまうという報告もあるので、効果を期待するなら、湯煎の方が良いでしょう(*^^*)
温め方についての補足
更に調べてみると、乳酸菌が生きて腸に届くのは大変効果があるのですが、死んだ乳酸菌(死菌)にも腸内フローラを整えたり免疫力を高めたりする効果があるそうですので、乳酸菌が生きているか死んでいるかはそこまで気にしなくても良いかもしれません。ですが、電子レンジによってその他の栄養分が壊れてしまうことは明らかになっているようです。
ホットヨーグルトレシピ
温めるとは言え、ヨーグルトですので、ご自身がいつも食べているスタイルでOKです。ここではいくつかの組み合わせをご紹介しますので、美味しそうと思ったものから試してみてくださいね♪
甘酒ヨーグルト
甘酒とヨーグルトを混ぜました。甘酒:ヨーグルトは1:2くらいです。甘酒がピンクなのは、甘酒を作るときのご飯を黒米入りのご飯にしたからです。甘酒自体に甘みがあるので、この場合はプレーンヨーグルトと混ぜてもそのまま召し上がっていただけると思います。比率はご自身のお好みを探してみてくださいね。
あずきヨーグルト
バナナヨーグルト
ヨーグルトと相性抜群のバナナ。ドライフルーツのクランベリーを加えることで、酸っぱさを軽減しています
りんごヨーグルト
きなこヨーグルト
温めたヨーグルトにきなことはちみつをかけました。はちみつの代わりに黒蜜があればなお和風に仕上がると思います。
ヨーグルトを効率的に食べる時間帯
さて、効率的にヨーグルトを摂取するのは食後が良いと言われています。食前に食べると、腸にヨーグルトが届く前に胃酸によって処理されてしまうそうです。温かいものを少量、100g程、いただくのが理想的ですね。
ちょっと余談、ヨーグルトに含まれる砂糖って…。
ヨーグルトをはじめて家で作って子供たちに食べさせた時の第一声が、
「酸っぱい!」
だったのですが、
「お砂糖を入れるといつものヨーグルトと同じだよ」
と教えてあげると、好みの甘さになるまでに結構な量の砂糖が必要だったんですよね。
「市販のヨーグルトって砂糖の量ハンパない!」と驚いていました。
ヨーグルトはカラダに良いからと思って食べ過ぎてしまうと、糖分も一緒に摂取しているのでそこは気を付けた方が良いですね。
これも、手作りしてみてはじめて分かったことなので、そういった意味でも、自分で作ってみるというのは大切ですね。
まとめ
いかがでしたか?
・ホットヨーグルトの温め方がわかる
・ホットヨーグルトのレシピがわかる
についてきちんと理解できたと思います。現代人が比較的多く摂取しているヨーグルト。これからは効率的に摂取して、効果を高めて腸内美人を目指しましょう(*^^*)
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。発酵を通じてあなたの食生活が豊かになり、豊かさが周囲に拡がって、たくさんの方の笑顔が増えるのを願っています。
コメント