こんにちは!管理人の玄米です(*^^*)
今日は、よく聞く【西京味噌】について、詳しくレポートしたいと思います。
西京漬けってお魚料理としても定番ですよね!しっかり味がついていて、味噌を使っているのに辛すぎず、むしろほんのり甘くて日本人が大好きな味だと思います。
さて、西京味噌についてこうしてブログを書いている理由は、発酵フードメーカーに付属のレシピにあったからなんです。年月をかけて仕込む味噌が、発酵フードメーカーだとたった8時間で出来てしまう!という事実、驚きですよねΣ(・□・;)
お味噌はいつもなくなる前に仕込んで使っているのですが、今回は文明の力を借りて、西京味噌を実際に作ってみたのでご紹介します。
・時短で美味しい西京味噌のつくり方がわかる
・実際につくってみた管理人が発見した、レシピ集だけではわからないポイントと改善点がわかる
・西京味噌がどんな味噌なのか理解できる
・西京味噌の活かし方がわかる
以上の効果が期待できます!
もくじ
西京味噌とは…?
西京味噌は白味噌の一種。塩分が少なく、甘いのが特徴。西京焼きがぱっと思い浮かびますよね?
発祥は京都。今から約200年前、丹波杜氏の“丹波屋茂助氏”が京都御所からのご用命で宮中の料理用味噌を吟醸・献上
したのが始まりと言われます。
丹波杜氏は、”たんばとし”と読み、杜氏は酒造りの責任者を表す役職名だそうです。
「西京」は、東の都の東京に対し、西の都の意味で使われたそうで、『西京味噌漬』とは、米麹から出来た西京味噌に魚の切り身を漬け込み、海から遠く離れた京の地で、魚を美味しく頂くために生まれた、京都の伝統料理です。
干物は塩分と天日干しで保存性を高めていますが、西京漬けは味噌に漬けることにより、保存性を高めたのですね。日本人の知恵は素晴らしい!先人達に感謝しかないですね!
…と、ここまでで、西京味噌について、あなたも詳しくなれましたね。
その他の味噌全般についてまとめた記事もありますので、お味噌に詳しくなりたい方は、【お味噌についての基礎知識~種類と材料~】もご覧ください

西京味噌レシピ
水煮大豆 130g
麹 200g
塩25g
・板麹の場合には、麹をほぐしておく
・麹と塩を混ぜて塩切り麹にする
・水煮大豆を潰して、塩切り麹と混ぜる
・発酵フードメーカーにセット。60℃ 8時間
同じ比率で、手前味噌も作れます。次に動画で作り方を紹介しているので、結果と改善点を参考にしてみてくださいね。
基本的な味噌のつくり方はこちらの記事を参照してください

西京味噌を発酵フードメーカーでつくってみた
レシピ通りに作ったのですが、水分を加えた方が良いと思いました。大豆の水煮が材料のひとつですが、全体をまとめたときにボロボロ状態の場合には、水分を加えるとうまくいきます。
西京味噌活用レシピ
実際に作った西京味噌をお料理に展開してみました。西京味噌がどんなふうに使えるのか、あなたの食卓の参考になれば幸いです。
動画や写真も随時アップしていきます。
【西京漬け】
これは、焼く時には表面の味噌をぬぐってから焼いてください。焦げの原因となります。
【西京みそディップ】
野菜スティックのディップにも活用できます。洋風なディップが多い中、和風テイストだと存在感が増し増しです。
【西京味噌ダレ】
西京味噌とその他の調味料を混ぜ合わせて漬け込みます。
【味噌漬け】
チーズや豆腐を数日味噌に漬けておくと全く違った食べ物に変化します。ポイントは、直接触れさせないこと。
【味噌ヨーグルト床】
ぬか漬けに漬ける感覚で、野菜などを漬け込んでおくことができます。
味噌漬けの科学
味噌漬けで漬ける前と漬けた後の食品がまるでちがう食べ物のようになるのはどうしてでしょう??
これは、食品と味噌の塩分量の違いにより、浸透圧によって食品の水分が味噌にうつることによります。浸透圧とは濃いものと薄いものがあった場合に均一になろうとする性質で、食品の水分は味噌へ、味噌の塩分が食品へうつることにより、味がより濃厚になるんですね(*^^*)
まとめ
いかがでしたか?
・時短で美味しい西京味噌のつくり方がわかる
・実際につくってみた管理人が発見した、レシピ集だけではわからないポイントと改善点がわかる
・西京味噌がどんな味噌なのか理解できる
・西京味噌の活かし方がわかる
西京味噌についてより理解が深まった事と思います。お味噌にも色んな種類があるので、それぞれの味噌の特徴を活かして、日々の食事に取り入れていきたいですね!
それでは、本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
発酵食品で内面から美しく、光り輝く発光美人がもっともっと増えますように!
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