もくじ
はじめての方に伝えたい!キホンのぬか漬け~キュウリと人参~
今日は基本のぬか漬けについてお伝えします。
ぬか漬けにも色々な方法があり、一概にどのやり方が正解とは言えないので、
”数ある方法の中からお好みの方法を模索していただく”
というのが理想的なのですが、そもそもはじめたばかりの人にとっては、やはり見本にするものが必要だと思いますので、管理人がオススメする漬け方を例にして解説していきたいと思います。
まずは、最も一般的なキュウリと人参のぬか漬けを例にみてみましょう。
野菜の処理について
先ずは野菜の処理についてです。漬ける前に洗うのですが、その後、野菜の皮を剥く剥かないで、いきなり意見が割れるところです。
・表面に皮をつけたまま漬ける派
・皮を剥いてから漬ける派
の二つの派閥やり方がありますが、管理人は皮を剥かない派ですね。なぜなら、捨てるのが勿体ないと日頃から思っていたから。これを機に、皮まで食べてしまう生活に少しずつ慣れてきました(もちろん、ものによりますが(笑))
キュウリはそのままですし、人参も皮を剥かずに漬けこみます。ヘタのところもそのまま漬けて、食べる時にカットします。
そのまま漬け込むと楽な反面、外皮があることで、中に味が染み込むのに時間がかかります(24時間ほど)
反対に、野菜の皮を剥いてから漬け込むと、漬かりが早いので、早めに取り出せるというメリットがありますよ。
人参:8時間~24時間
(気温が高いほど早く漬かる)
漬ける前の塩処理について
さて、ぬか漬けの作り方のレシピを見ていると、
・塩を表面にまぶしてからぬか床に入れる
・塩を振らず、そのまま漬ける
の2派があることにも、気が付くと思います。
管理人は、面倒くさがりなので、塩をまぶさず、そのままを漬けています。もちろん、塩を表面にまぶした方が漬かり時間は早いです。
浸透圧の関係と、塩で表面に小さなキズをつけるという目的があります。
じっくり漬けたい時や、1日の同じ時間に管理したい方(つまりは24時間周期でぬか床を管理)は時間をかけて味を染み込ませ、朝や昼に仕込んで夜に食べるなど、さっと漬けてその日のうちに食べたい時は塩をまぶすと良いのではないでしょうか??
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漬けた後、食べる時にぬかはどうする??
さて、ぬか漬けをはじめて試した方は、野菜についているぬかをどうしたら良いかわからなくて困りますよね??
管理人も最初はどうしてよいか分かりませんでした。
答えは...
水で洗うです。
ぬか漬けした成分は、野菜の中まで浸透していて、栄養価も高くなっているので、水で洗うからと言って良い成分が落ちてしまうことはありません。表面のぬかを洗って、ヘタなどを切り落としてから、食べやすい大きさに切って召し上がってください。
動画での解説はこちら
かき混ぜ頻度
ぬか床を始める時に、「1日1回必ずかき混ぜなければならない」と聞いて、「わたしには無理…」と敬遠してきた方も多いと思います。
でもよく考えてみてください!1日たった1回ですので、
・朝起きた時
・夕食準備の時
・夜寝る前
など、ひとつのパターンを作ってしまえば何の苦にもなりません。
また、旅行に出かける際などは冷蔵庫で保存すれば大丈夫(*^^*)
管理人も年に数回実家に帰るときには1週間くらい留守にするので、その時は冷蔵庫保管にしており、その後また常温に戻してあげるだけで大丈夫です。
投稿が見つかりません。また、もっと長い期間、海外に滞在するとか、冬のシーズンはお休みするなどの時には冷凍してしまえば、またその後に復活出来るのです。これってすごいですよね!
ですので、是非、もっと気軽な気持ちではじめて欲しいなと思います。
まとめ
さぁ、これでぬか漬けの方法がわかりました!発酵自体は時間がかかりますが、発酵生活に慣れてくると、発酵の時間は放ったらかし、気が付いたら仕上がっているというのが非常に魅力的なのです(*^^*)
他の事をしているうちに、微生物たちが働いて、しっかりと食材の栄養価を高め、わたしたちにとってより有用な食べ物へと変化させてくれるのは嬉しいですよね。
【時短】は、何かを短縮して、つまり手間を省くということですが、【仕込み】は、近い将来の為に行うこと。この習慣は、人生にとっても非常に役立つものとなります。
興味がある方は、是非あたらしく取り組んでみて欲しいなと思います。
発酵の力で自らが光り輝き、発光人生で周囲の人々や世の中を明るく照らす人になっていきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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